2006年10月14日

明日は良くても悪くても思い出の一つになると思う。

1996年 丸山拓郎、初めてトランペットを手にする。

僕は小学校6年から中学校を卒業するまでトランペットをやっていた。
小学校では、朝礼の行進の時に6年生がブラスバンドで演奏するため、強制的に何かの楽器をやらなければならなかった。
ちょうど6年生に上がるときの春、

「何の楽器やりたい?」

音楽の先生がそう聞いてきた。真っ赤な口紅がなぜかいつも上の前歯に付いていて、小さかった僕にはとても奇妙な人に見えた。

「サックスがやりたいです」

それまで音楽にほとんど興味の無かった僕が知っていた数少ない楽器の中の一つだった。

「サックスだとマルヤマ君は身長が足りなくて地面に着いちゃうのよ」

まだ楽器など一度も触れたことのない僕にはどうしてなのか良くわからなかったが、先生はそんなふうに言ってたと思う。
そんなこともあり、絶対にサックス!というわけでもなかった僕は人気だったサックスの選考から一番最初に外され、人が一番足りていないトランペットに回された。

大学に入った今も、僕はトランペットをやっている。

小学校のときのあの音楽の先生は今も先生をやっているのだろうか。

放課後、よく2人でトランペットの練習をしているフリをしてドラムで遊んだあの子は、今もトランペットを続けているだろうか。

「たぶん取れても銀賞ですね」
そう言って泣かせてしまった中学校のときの顧問は今も吹奏楽を教えているだろうか。

こんなことを思い出すのも定演前の今だけかな。
ホコリで汚れてしまった中学のときの楽譜を見て懐かしく思う。


posted by 技科吹 at 01:44| Comment(0) | 定演までの記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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